画像は、カナロコ https://www.kanaloco.jp/ より引用
紫綬褒章をご存知ですか? 紫綬褒章(しじゅほうしょう)は、科学分野における発明や発見、学術及びスポーツ・芸術文化分野において優れた業績を挙げた人に渡されます。文化功労者は非課税で年額350万円が年金としてもらえます。お金よりも、国が文化功労者を後押しする側面が強いです。
2023年の秋。小説家の東野圭吾さん(65)や歌人の俵万智さん(60)に紫綬褒章が渡されました。
紫綬褒章は誰が決めるのか?
画像は、内閣府 https://www.cao.go.jp/ より引用
勲章と褒章の候補者は、各府省の大臣などから内閣総理大臣に推薦され、内閣府賞勲局での審査を経て、閣議決定の後、天皇陛下の御裁可を得て発令されます。 各府省などは、通常、都道府県・市町村や関係団体から推薦された方の中から候補者を選考します(通常推薦)。
引用元:政府広報オンライン
紫綬褒章の受賞者一覧(受章者一覧)
※紫綬褒章は、紫綬褒“章”なので、受章者と言います
主に、発明・改良(研究者・技術者)、スポーツ、将棋や囲碁の棋士、学者、文芸、俳優、歌舞伎・能楽・狂言、演劇・舞踊、映画監督、音楽家、美術家、写真家、グラフィックデザイナー・イラストレーター、漫画家、落語家、演芸、実業家、建築家・設計家、その他と大勢います。
小説家の東野圭吾さん(65)、歌人の俵万智さん(60)は、文芸になります。
文芸の紫綬褒章受章者一覧
金成マツ:(1956年)ユーカラ伝承者
引用元:ウィキペディア
江戸川乱歩:(1961年)推理作家
佐々木邦:(1962年) 作家、英文学者
大林清:(1966年)作家
海音寺潮五郎:(1968年)小説家、作家
木俣修: (1973年)歌人
村上元三:(1974年)作家
南條範夫:(1975年) 作家、経済学者
阿木翁助:(1977年) 劇作家、脚本家
野田宇太郎:(1977年) 詩人、文芸評論家
新田次郎:(1979年) 作家
戸川幸夫:(1980年) 小説家、勲三等瑞宝章(1986年)
菊島隆三:(1980年) 脚本家
宮柊二:(1981年) 歌人
吉田秀和:(1982年) 音楽評論家、勲三等瑞宝章(1988年)
飯田龍太:(1983年) 俳人、評論家
西沢実:(1984年)放送劇作家、勲四等旭日小綬章(1991年)
伊藤桂一:(1985年)作家
池波正太郎:(1986年) 作家
豊田穣 (1986年)作家
加藤楸邨 (1986年)俳人、勲三等瑞宝章(1986年)
上田三四二(1987年)歌人
那珂太郎(1987年)詩人
森澄雄(1987年)俳人
杉本苑子(1987年)作家
橋田壽賀子:(1988年) 脚本家、劇作家、勲三等瑞宝章(2004年)
岡野弘彦:(1988年)歌人
多岐川恭:(1989年)作家
関沢新一:(1990年) 脚本家、作詞家、写真家
矢代静一:(1990年) 劇作家、脚本家
大城立裕:(1990年)作家
塚本邦雄:(1990年) 歌人
岸宏子:(1990年) 放送作家、小説家、勲四等宝冠章(1995年)
冨田博之:(1990年)児童演劇作家、評論家
山内久:(1990年)シナリオ作家
岸宏子:(1990年)放送作家
黒岩重吾:(1991年) 作家
清岡卓行:(1991年) 詩人、作家、勲三等瑞宝章(1998年)
村越化石:(1991年)俳人
兼高かおる:(1991年)ジャーナリスト
前川康男:(1991年)児童文学作家
香西久:(1991年)放送作家
大西民子:(1992年)歌人
今西祐行:(1992年)児童文学作家
高橋玄洋:(1992年)脚本家
児島襄:(1993年) 作家
野口達二:(1993年)劇作家
粟津則雄:(1993年)文芸評論家
早坂暁:(1994年) 作家 勲四等旭日小綬章(2000年)
尾崎秀樹:(1994年)文芸評論家
馬場あき子:(1994年) 歌人
岡本眸:(1994年)俳人
尾崎秀樹:(1994年)文芸評論家
結城昌治:(1994年)作家
長新太:(1994年)絵本作家
田辺聖子:(1995年) 作家
奥野健男:(1995年)文芸評論家
岩間芳樹:(1995年)放送作家
岡井隆:(1996年) 歌人、旭日小綬章(2004年)
川村二郎:(1996年)文芸評論家
平岩弓枝:(1997年) 作家、脚本家
大野靖子:(1997年)脚本家
川崎洋:(1997年) 詩人
久世光彦:(1998年) 脚本家、演出家
入沢康夫:(1998年)詩人、明治大学教授
横光晃:(1998年)脚本家
中島丈博:(1999年)脚本家、小説家
桶谷秀昭:(1999年) 批評家、文芸評論家
今江祥智:(1999年)児童文学作家、旭日小綬章(2005年)
三木卓:(1999年) 小説家、詩人、旭日中綬章(2011年)
桶谷秀昭:(1999年)文芸評論家
田向正健:(2000年)脚本家、旭日小綬章(2007年)
相田洋:(2000年) ドキュメンタリー作家
倉本聰:(2000年) 劇作家、脚本家、演出家cf. 旭日小綬章(2010年)
角野栄子:(2000年)童話作家、旭日小綬章(2014年)
福田善之:(2001年)劇作家
あまんきみこ:(2001年)児童文学作家
筒井康隆:(2002年) 作家、俳優
宇多喜代子:(2002年)俳人
佐佐木幸綱:(2002年) 歌人
長部日出雄:(2002年)小説家、評論家
川村たかし:(2002年)児童文学作家
渡辺淳一:(2003年) 作家
市川森一:(2003年)脚本家、小説家cf. 旭日小綬章(2011年)
吉増剛造:(2003年) 詩人
阿刀田高:(2003年) 作家cf. 旭日中綬章、2009年
佐野洋子:(2003年)絵本作家、エッセイスト
竹内銃一郎:(2004年)劇作家
塩野七生:(2005年) 作家cf. 文化功労者、2007年
宮城谷昌光:(2006年) 作家、旭日小綬章(2016年)
つかこうへい:(2007年) 劇作家
池澤夏樹:(2007年)詩人、翻訳家、小説家
竹山洋:(2007年)脚本家、作家
青野聰:(2008年)作家
高樹のぶ子:(2009年)小説家
池端俊策:(2009年) 脚本家、映画監督
三浦雅士:(2010年) 文芸評論家
宮本輝:(2010年)作家
三枝昂之:(2011年)歌人
辻原登:(2012年)作家
松浦寿輝:(2012年)作家、詩人
小池光:(2013年)歌人
渡辺裕:(2013年)音楽評論家
北方謙三:(2013年)作家
稲葉真弓:(2014年)作家
鄭義信:(2014年)脚本家
栗木京子:(2014年)歌人
浅田次郎:(2015年)作家
桐野夏生:(2015年)作家
伊集院静:(2016年)作家
小島ゆかり:(2017年)歌人
三谷幸喜:(2017年)脚本家
夢枕獏:(2018年)作家
林真理子:(2018年)作家
川上弘美:(2019年)作家
正木ゆう子:(2019年)俳人
岡田惠和:(2019年)脚本家
篠田節子:(2020年)作家
井上由美子:(2020年)脚本家
多和田葉子:(2020年)作家
長木誠司:(2021年)音楽評論家
小川洋子:(2021年)作家
島田雅彦:(2022年)作家
大沢在昌:(2022年)作家
坂元裕二:(2023年)脚本家
東野圭吾:(2023年)作家
俵万智:(2023年)歌人
近年では、大沢 在昌(おおさわ ありまさ)さんが話題になりました。ハードボイルド・冒険小説作家、推理作家です。
作家の東野圭吾さんのおすすめ小説
日本に誇るエンタメ小説のナンバーワンと言ったら、東野圭吾さんの名前が出てきます。
代表作は、『秘密』、『白夜行』、『容疑者Xの献身』、『流星の絆』などです。
処女作は、東野圭吾さんがアマチュアの時に書いた『アンドロイドは警告する』ですが、内容は公開されていません。
1983年 – 『人形たちの家』第29回江戸川乱歩賞二次予選通過
引用元:ウィキペディア
1984年 – 『魔球』第30回江戸川乱歩賞最終候補
1985年 – 『放課後』第31回江戸川乱歩賞受賞[1]
1988年 – 『学生街の殺人』第9回吉川英治文学新人賞候補・第41回日本推理作家協会賞(長編部門)候補
1990年 – 『鳥人計画』第11回吉川英治文学新人賞候補
1991年]- 「天使の耳」第44回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)候補
1992年 – 「鏡の中で」第45回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)候補
1993年 – 『ある閉ざされた雪の山荘で』第46回日本推理作家協会賞(長編部門)候補
1993年 – 『交通警察の夜』第46回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)候補
1996年 – 『天空の蜂』第17回吉川英治文学新人賞候補
1997年 – 『名探偵の掟』第18回吉川英治文学新人賞候補
1999年 – 『秘密』第120回直木三十五賞候補・第20回吉川英治文学新人賞候補・第52回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞
2000年 – 『白夜行』第122回直木三十五賞候補
2001年 – 『片想い』第125回直木三十五賞候補
2003年 – 『手紙』第129回直木三十五賞候補
2004年 – 『幻夜』第131回直木三十五賞候補
2006年 – 『容疑者Xの献身』第134回直木三十五賞受賞・第3回本屋大賞4位・第6回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞
2008年 – 『流星の絆』第43回新風賞受賞
2012年 – 『容疑者Xの献身』アメリカ図書館協会最高推薦図書(ミステリー部門)[7]、エドガー賞最優秀長編賞候補、バリー賞新人賞候補
2012年 – 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』第7回中央公論文芸賞受賞
2013年- 『夢幻花』第26回柴田錬三郎賞受賞
2014年 – 『祈りの幕が下りる時』第48回吉川英治文学賞受賞[8]
2023年 – 第71回菊池寛賞受賞[9]
2023年 – 紫綬褒章
私のおすすめは、『容疑者Xの献身』です。東野圭吾さんビギナー(初心者)の人は、『容疑者Xの献身』から読むのをおすすめします。
東野圭吾さんの売り上げ
著作の国内累計発行部数が1億部を突破して、国内累計発行部数は2023年時点で1億77,380部です。
第5位 秘密 (約224万部)
第4位 白夜行 (約250万部)
第3位 手紙 (約262万部)
第2位 容疑者Xの献身 (約262万部)
第1位 ナミヤ雑貨店の奇蹟 (約1500万部)
2023年8月現在。
東野圭吾さん作品で一番売れている、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。 全世界で約1500万部も売り上げています。
歌人の俵万智さんのおすすめ歌集
サラダ記念日!
〈「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日〉などが有名です。
歌人であり、エッセイストです。短歌を始めて数々の賞を受賞しています。
角川短歌賞。第32回現代歌人協会賞。紫式部文学賞。第11回若山牧水賞。第2回『ベストマザー賞』。第29回宮日出版大賞特別大賞。第36回詩歌文学館賞。第55回迢空賞。2021年度朝日賞。
を受賞されています。
そして、今回、2023年秋の紫綬褒章を受章。
まとめ
2023年の秋。小説家の東野圭吾さん(65)や歌人の俵万智さん(60)に紫綬褒章が渡されました。
私は、東野圭吾さんは、『容疑者Xの献身』。俵万智さんは、『サラダ記念日』をおすすめしています。
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